示談交渉は、被害者が弁護士等に依頼しなければ一般的に被害者と加害者の保険会社の人物で行われます。

示談交渉の中では、実際に治療にかかったお金(治療費)、仕事を休んでしまった分のお金(休業補償)、後遺症が残った場合の逸失利益(後遺症損害)、交通事故により被った精神的苦痛への補償(慰謝料)、その他交通費などの費用(費用)などを請求していきます。

これらの費用・損害を考慮して、保険会社は、任意保険基準での示談金を提案してきます。この提案された示談金に納得すれば何の問題ありませんが、被害者は交渉のプロを相手にすることになるので、知識や経験の面でどうしても気後れしてしまい、言われた通りの金額で示談書に署名捺印をしてしまいがちです。同意した後に調べてみると「まだまだ損害賠償はもらえたのに」ということも往々にしてあります。

このようなことがならないように、示談交渉を弁護士に依頼することをおすすめします。弁護士に示談交渉を任せることで示談金は多くの場合、増額します。というのも、損害賠償金は3つの基準があるのですが、そのうち弁護士が用いる基準(弁護士基準、裁判基準)は保険会社が用いる基準(任意保険基準)よりも高く設定されています。そのため、保険会社が提示した額よりも高い示談金を得ることができます。

その他金銭面以外でも、スムーズに交渉を進めてもらえることや、「味方を得た」という安心感からも弁護士に示談交渉を依頼するメリットと言えるでしょう。

弁護士吉田 要介(ときわ綜合法律事務所)は、弁護士としての経験やノウハウと迅速な行動力で、法律問題でお困りの皆様のサポートを行わせていただきます。相続・遺言や離婚、交通事故、刑事事件など個人のご相談から、企業法務など法人様のご相談まで様々な分野のご相談を承っております。松戸市をはじめ、柏市、流山市、我孫子市、鎌ヶ谷市、野田市周辺にお住まいの方は、お気軽に当職にご連絡ください。